コミュニケーション

医療従事者にとってコミュニケーション能力は医療技術の一つとして大切な役割を持っています。

病院でのコミュニケーションには、先ず患者の気持ちや苦痛などの状態や情報を得るために行う医師の問診がありますが、医療の現場で患者と最も多く接触するのは看護師です。医師も看護師からの患者の情報を大切にします。患者との言葉によるコミュニケーションだけでなく、言葉によらないコミュニケーション、つまり表情や無言のゼスチャーによって患者の状態を推測することもあります。このことで看護師は、一早く患者から情報を収集し、あるいは患者のニーズを把握して担当医に連絡・報告することができ、必要かつ重要なことです。

人は病院に入院すると大きなストレスを抱えることになります。入院によって心理的、社会的、精神的ストレスも強くなり、常に不安の中で生活していると言っても過言ではなく、入院そのこと自体が患者の精神的状態に悪影響を与え、鬱状態を招いたりします。

このような中にあって、看護師とのコミュニケーションは患者の心の負担を軽くし、時には病状そのものを軽減することもあります。

コミュニケーションは言語的コミュニケーションだけでなく患者の表情や仕草などの非言語的コミュニケーションも重要です。看護師に必要なコミュニケーション能力は対人関係において互いの信頼度を高めるための技としてだけではなく、患者の状態をアセスメント(看護師が、収集した対象者の情報を主観的あるいは客観的に認識し、何が問題として起こっているかを把握すること)するという看護の重要な要素を持っています。

他人や患者さんへのコミュニケーションで押しつぶされないように、看護師はどんな工夫をしているのでしょうか?女性の得意技としては、しゃべって発散!泣いて発散!食べて発散!という技があります。日常に起きる嫌なことぐらいは自分で、いかも知らない間に解決させているかもしれません。職場では、きょうも疲れてるかもしれないなと、同僚に「きょうも大変だったね」という声をかけてあげるといいかもしれません。そうすれば、相手からも「○○さんも、大変そうでしたね、あしたもがんばりましょうね!」と、声をかけてもらえると思います。ちょっとした同僚との優しい気遣いができると、疲れは吹き飛びますね。これが大人ってことでなんでしょうね。